冊子の基礎知識(その2:本に関する用語)

無線綴じ製本の場合

もくじ


 

1.冊子の基礎

②本に関する用語

  • 装丁(そうてい)

カバー、表紙、見返し、扉、帯、外箱などの本のデザインや、材料の選択を含めた造本の一連の工程・意匠のこと。または本を綴じて表紙などをつける作業のこと。

  • 右綴じ・左綴じ

表紙に向かってどちら側を綴じるかを表します。
通常、本文が縦書きの場合は「右綴じ」、横書きの場合は「左綴じ」になります。

  • 扉(トビラ)・中トビラ

本文の1ページ目などに入る、タイトルや著者名のページ、または本文途中に章の区切りとして入る別紙のこと。

  • 奥付(おくづけ)

本文の最後に記載する、著者・書名・発行者・発行日などの情報部分のこと。書店で流通させる場合には必ず必要となります。

  • ノンブル

ページ番号のこと。扉・目次・白紙ページ・奥付など、数えるが表示しない”隠しノンブル”とする場合もあります。

(参考)ブログ「ノンブルと柱について

 

⇒次回は、「③本のサイズ