印刷方法について

製本について

無線綴じ( くるみ製本)

頁の多い冊子に向いています。
糸や針金を使わず背を接着剤でとめ、表紙をくるむ製本方法です。
無線綴じは強度が高く丈夫な製本方法です。

報告書や記念誌、文庫本、取扱説明書、問題集、テキスト、商品カタログ、会社案内、台本などにおすすめします。

 

*無線綴じの場合、「らくらく自動見積」で計算できるのは、A4・B5・A5、ページ数300pまで、1部~200部がオンデマンド印刷、201部から500部がオフセット印刷です。それ以外の仕様は「お手軽見積相談」でご相談ください。

中綴じ

パンフレットやテキストなど、針金で綴じる製本です。耐久性は無線綴じと比べ劣ります。
用紙を二つ折りにして、見開きの中心部をホッチキスで綴じます。その為、冊子のページ数は必ず4の倍数となりますのでご注意ください。
ページ数が少ない冊子におすすめです。

カタログ、パンフレット、会社案内、情報誌、会報などにおすすめです。

 

*中綴じの場合、「らくらく自動見積」で計算できるのは、A4、フルカラー、ページ数60pまで、1部~200部がオンデマンド印刷、201部から2000部がオフセット印刷です。それ以外の仕様は「お手軽見積相談」でご相談ください。

上製本(別途ご相談ください)

記念誌など長期保存するものにおすすめします。

中身を化粧裁ちした後に、表装された別仕立ての厚めの表紙でくるむのが「上製本」です。
背の綴じ方法としては糸綴じ、あじろ無線綴じがあります。
背の様式は角背、丸背の二種類です。
化粧のために外函(ケース)を付けることもあります。

保存性に優れているので、記念誌や作品集、絵本などにおすすめです。

印刷

オフセット印刷

オフセット印刷は平版印刷という印刷方法のひとつです。親油性のインクと水の反発を利用し、文字や写真などにインクを乗せる部分とインクを乗せない部分をわけます。印刷機の版胴に版が巻き付けられており、インクと水が供給されます。版がブランケットと接触すると、インクがブランケットに移る仕組みです。さらにそのインクが転写され、文字や写真を印刷します。
大量に印刷する場合は安価になりますが、アルミ版を作成するため、小ロットでは割高になります。

軽オフセット

紙の版を使用し、墨(黒色)インキで文字中心の印刷物で、少量の印刷を安価で作成することが出来ます。

オンデマンド印刷

用紙にトナーを転写させる感光体にレーザーを照射することで印刷します。版を作りませんので、小ロットの印刷を安価で作成できます。大量に印刷する場合はコスト高になってしまいます。

ハイブリッド印刷

オフセット印刷とオンデマンド印刷の特長を考慮して、混在した方式で冊子を仕上げます。例えば、カラーの表紙と口絵はオフセット印刷、モノクロの本文はオンデマンド印刷の場合。また、少部数で本文にモノクロとカラーページが混在する場合は、モノクロページを軽オフセットまたはオンデマンド印刷、カラーページはオフセット印刷またはオンデマンド印刷などの方式をとることができます。お客様のコストと品質に対するご要望によって最適な方式を選択させていただきます。