冊子の基礎知識(その10:ページ数)
無線綴じ製本の場合
もくじ
1. 冊子の基礎
① 本の各部の名称
② 本に関する用語
③ 本のサイズ
④ よく使われる用紙とその色
⑤ インキの刷り色(特色)
2. 表紙について
① 本体表紙の用紙
② ソフトカバーとハードカバー
③ カバー・帯・PP加工
① 本の各部の名称
② 本に関する用語
③ 本のサイズ
④ よく使われる用紙とその色
⑤ インキの刷り色(特色)
2. 表紙について
① 本体表紙の用紙
② ソフトカバーとハードカバー
③ カバー・帯・PP加工
3.本文について
②ページ数
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ページ数とは、本文に使われるページの合計です。1枚の紙、表裏で2ページとなります。
ページ数には、トビラ(タイトルや著者名が記載される最初のページなど)、や中トビラ、目次、奥付、白紙のページなどもページ数に含めてください。
表紙、見返しは、ページに含めないでください。
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ページ数は偶数になります。
ページ数は、表と裏で2ページと数えますので必ず偶数になります。
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背文字は本文32ページ以上800ページまで
無線綴じでは、本文32ページ~800ページぐらいが適当です。4ページ~28ページの場合は中綴じ製本にするのが一般的です。
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背文字は3㎜以上の厚みが必要です
無線綴じでは、背文字が入れられますが約3㎜以上の厚みが必要です。これは、上質135kの表紙に上質70kの本文の場合、56ページ以上ということになります。厚みが約3㎜以下の場合は背文字を入れないほうが無難です。無理に背文字を入れようとすると、背文字が小さすぎたり、文字が背の幅をはみ出したり、製本時の多少のずれによって背文字が片方に寄ったりしてしまうことがあります。
*「らくらく自動見積」では無線綴じでは300ページ以下、中綴じでは60ページ以下が自動見積できます。それ以外はご相談ください。
⇒次回は、「③本文の用紙」。