冊子の基礎知識(その5:インキの刷り色(特色))

無線綴じ製本の場合

もくじ


 

1.冊子の基礎

⑤インキの刷り色(特色)

モノクロ印刷の場合の「墨」、カラー印刷の場合のプロセスインキ「C(シアン/藍)、M(マゼンタ/紅)、Y(イエロー/黄)、K(ブラック/墨)」以外のインキで印刷する場合は全て特色と呼ばれます。

このほかにも特殊インキとして、蛍光インキ、金、銀、パール系のインキ、UVインキ、抗菌インキ、芳香インキ、示温インキ、紫外線遮断インキ、隆起インキ、磁性インキなど様々な種類があります。

「特色」とは、特練りインキとも呼ばれます。プロセスインキでの再現が難しい色を出すために10~25色の基本色インキがあり、これを混色して特色インキを作ります。
モノクロ印刷の場合の表紙の刷り色や本文の刷り色、2色印刷の場合のモノクロ以外の刷り色について、当ホームページではよく使われる12色をDICの色見本帳(カラーチャート)から表示しています。


*モノクロ印刷で、「墨」以外の1色(特色)で印刷する場合は、「らくらく自動見積」では追加オプション(有料)で下記の色見本12色からお選びいただけます。これ以外の特色をお選びいただく場合は「お手軽見積相談」でご相談ください。

ホームページ掲載の色見本12色

 

⇒「1.冊子の基礎」終わり。次回は「2.表紙について」/「①本体表紙の用紙」「②ソフトカバーとハードカバー」「③カバー・帯・PP加工」。