自費出版の基礎知識(2024年度版)その7/ハーベスト出版の場合
自費出版の基礎知識(2024年度版) <もくじ>
Ⅲ.自費出版のおすすめ/ハーベスト出版の場合
Ⅳ.よくある問合せ(ハーベスト出版)
- 制作費用はいくらかかるの?
- ほんの少しの部数でいいんだけど?
- 自分でwordで組版しましたが?
- 制作期間は?データはどんな形式で入稿すればいいの?
- 自費出版物を書店で販売したい?
- どんなジャンルの本が得意?
- 電子ブックをつくりたい
- 電子書籍をつくりたい
Ⅲ.自費出版のおすすめ/ハーベスト出版の場合
1.出版物のタイプ
「ハーベスト出版」、「ハーベストブックス」もしくは「冊子印刷オンラインショップ」では書籍の制作と流通のご相談を承っています。運営は株式会社谷口印刷が行い、それぞれの役割は次の通りです。
- ハーベスト出版:地方出版社。地域の歴史文化、民俗・生活・風土に関わる書籍を多く発行しています。ほとんどが自社企画の商業出版物なので下記の分類でいえば、①企画出版、②協力出版、③販売協力の分野になります。
- ハーベストブックス:ハーベスト出版が運営する個人出版レーベルです。書店での販売を考えていない「マイブックタイプ」と、流通ルートでの販売も行う「書店販売タイプ」があります。下記の分類でいえば、④個人出版の分野になります。
- 冊子印刷オンラインショップ:お客様から頂いたデータをもとに印刷製本を承っています。自費出版物も多く扱っています。書店流通のご相談も承りますので、下記の分類でいえば、④個人出版の分野になります。
出版物の制作にあたっては、次の4つのタイプがあります。
① 企画出版
ハーベスト出版の発行物として制作し、全国の有名書店・ネット書店等で流通します。著者には一定の印税をお支払いします。「発行:ハーベスト出版、販売:ハーベスト出版」となり、ハーベスト出版の書籍コードが付きます。
② 協力出版
ハーベスト出版の発行物として制作し、全国の有名書店・ネット書店等で流通しますが、必要な販売数が見込めない場合、制作費の一部、著書の買取など、制作費の一部のご負担をお願いします。印税のお支払いはケースバイケースです。「発行:ハーベスト出版、販売:ハーベスト出版」となり、ハーベスト出版の書籍コードが付きます。
③ 販売協力
出版物の発行者は著者となりますが、流通・販売をハーベスト出版が代行して行います。この際、流通マージンと弊社の取扱手数料を差し引き、一定の期間経過後に清算いたします。「発行:著者名、販売:ハーベスト出版」となり、ハーベスト出版の書籍コードが付きます。
④ 個人出版(自費出版)
全額を著者のご負担で制作いたします。流通についてのご希望がある場合はご相談に応じますが、内容について弊社基準で判断させていただくことをご了解ください。店頭に並ぶかどうかは取次や書店側の判断もありますので、事前に担当者とよくご相談ください。
「発行:ハーベストブックス、販売:ハーベストブックス」または「発行:著者名、販売:著者名」となります。「発行」が前者の場合は、ハーベストブックスの書籍コードが付きます。
通常、書店流通は島根県教科図書販売(取次)を通じての配本、ハーベスト出版専用ECサイト、およびAmazonでの販売となります。③販売協力と同様に、流通マージンと弊社の取扱手数料を差し引き、一定の期間経過後に清算いたします。
*「販売」は記載しない場合もあります。