冊子の基礎知識(その19:中綴じ製本/よく使われる用紙とその色)

中綴じ製本の場合

もくじ


 

3.よく使われる用紙とその色

中綴じ冊子の「表紙」と「本文」でよく使われる用紙の種類とその厚さは以下の通りです。

一般的には表紙の4ページ分の用紙は本文用紙より厚い紙を使用しますが、表紙と本文とが同じ厚みの用紙を使用することもあります。

*「らくらく自動見積」では、表紙と本文が同じ用紙の場合は自動見積ができませんので、「お手軽見積相談」でご相談ください。

*こちらから用紙の色見本を見ることができます(モニタ上の色と実際の色とは若干違いますのでご注意ください)。

 

【上質紙】135kg、110kg、90kg、70kg、55kg

印刷用紙として最も一般的に使われます。表面にコーティング加工を施してないので、光沢が少なくコシがあって破れにくい紙です。モノクロ印刷、2色印刷でよく使われます。

表紙では135kg、110kg、90kg、本文では90kg、70kgがよく使われます。

 

【コート紙】135kg、110kg、90kg、73kg

表面に塗料が塗布され、若干光沢感のある紙です。表面が艶消しのマットコート紙もあります。発色が良く、写真が綺麗に印刷できます。カラー印刷でよく使われます。

表紙では135kg、110kg、90kg、本文では90kg、73kgがよく使われます。

 

【色上質紙】特厚口、厚口、中厚、薄口

色の付いた上質紙です。豊富な紙の色を選択することができます。1色の印刷でよく使われます。代表的な色は次の28色ですが、ホームページではよく使われる10色を表示しています。

 

赤、オレンジ、サーモン、桃(ピンク)、コスモス、さくら、黄色、濃クリーム、クリーム、レモン、白茶、びわ、肌色、アイボリー、もえぎ、みどり、うぐいす、若草、藤色、ラベンダー、あじさい、ブルー、空色、水色、あさぎ、うす水、銀ねずみ、黒

よく使われる10色:あさぎ、ブルー、クリーム、藤色、銀ねずみ、水色、桃(ピンク)、サーモン、空色、うぐいす

 

⇒次回は、「表紙の刷り色