冊子の作り方早わかり
ご注文の前に
冊子をご注文の前に、ご準備いただくことと手順をご説明いたします。
冊子とは、「本」、「書籍」、「パンフレット」などとも呼ばれます。
報告書、学術誌、小説、会社案内、カタログなど、一定のページ(約8ページ以上)のある印刷物のことをいいます。
冊子の種類によって、「本文・表紙のレイアウト」、「製本の方法」、「用紙の種類」などを決めていただきます。
ご注文の前にお客様にやっていただくことは次の4つです。
手順1 原稿データを作成しましょう。
おすすめの入稿方法
原稿データ作成は、まずテキストデータの入力から始まります。Word(ワード)や無料のテキストエディタなどを使用します。この時には本文を推敲することが目的で、レイアウトは必要ありません。
印刷用原稿データは、ページごとにテキストデータをレイアウトします。一般的にillustrator(イラストレーター)、inDesign(インデザイン)、Word(ワード)などを使用します。
作成したデータは、PDF保存でのご入稿をお勧めします。
*ご注意:テキストデータから印刷用原稿データの作成の際には、先に手順2の「製本の方法」と、手順3の「冊子のサイズ」を決めてから紙面のレイアウトをしましょう。
(参考)データ作成ガイド
その他の入稿方法
手順2 製本の方法を決めましょう。
無線綴じ(くるみ製本)
-
頁の多い冊子に向いています。
糸や針金を使わず背を接着剤でとめ、表紙をくるむ製本方法です。
無線綴じは強度が高く丈夫な製本方法です。
報告書や記念誌、文庫本、取扱説明書、問題集、テキスト、商品カタログ、会社案内、台本などにおすすめします。
中綴じ
-
ノドがいっぱいに開きます
用紙を二つ折りにして、見開きの中心部をホッチキスで綴じます。その為、冊子のページ数は必ず4の倍数となりますのでご注意ください。
ページ数が少ない冊子におすすめです。
カタログ、パンフレット、会社案内、情報誌、会報などにおすすめです。
上製本(ハードカバー)
-
丈夫で長持ちします
記念誌など長期保存するものにお勧めします。
別仕立ての厚めの表紙でくるむのが「上製本」です。
保存性に優れ、記念誌や作品集、絵本などにおすすめです。
角背、丸背の二種類があります。
手順3 冊子のサイズを決めましょう。
手順4 用紙の種類を決めましょう。
モノクロ印刷の場合
-
表紙の用紙
<色上質>
色上質紙とは、上質紙に染料で色を付けた紙です。上質紙がベースなので、さらりとした手触りと光沢のない表面が特徴です。冊子の表紙やトビラなどのほか、一枚もののチラシやチケットなどにも使われます。
おすすめの紙の厚さ:厚口、特厚口、最厚口
<レザック>
表面に革(レザー)のような浮き彫りの模様が施されている厚手の紙で、冊子の表紙によく使われるファンシーペーパーです。紙の表面に凹凸があり、上品さと柔らかさを感じる質感が特徴です。
おすすめの紙の厚さ:130k、175k
<上質紙>
上質紙は、表面がコーティングされておらず、表面はコート紙に比べると平滑性は劣ります。ただし、パルプ100%なのでコート紙よりも紙のコシ・強度・不透明度が優れています。ノートやコピー用紙など、最も一般的に使われている紙です。
おすすめの紙の厚さ:110k、135k
-
本文の用紙
<上質紙>
上質紙は、表面がコーティングされておらず、表面はコート紙に比べると平滑性は劣ります。ただし、パルプ100%なのでコート紙よりも紙のコシ・強度・不透明度が優れています。ノートやコピー用紙など、最も一般的に使われている紙です。
おすすめの紙の厚さ:55k、70k
<書籍用紙>
書籍用紙は、書籍の本文用紙として使われることが多い紙です。用紙の色がやや黄色味がかっているので、白色度の高い上質紙やコート紙などと比べて目が疲れにくい特徴があります。小説や自分史、記念誌など長期間保存する書籍の用紙に向いています。
おすすめの紙の厚さ:72.5k(四六判)
カラー印刷の場合
-
表紙の用紙
<コート紙>
コート紙は、紙表面をコート剤でコーティングし、普通紙よりも滑らかさと光沢感を高めた紙です。写真や色の再現性に優れているので、カラー印刷や写真の多い印刷物に使われます。
おすすめの紙の厚さ:110k、135k
<マットコート紙>
マットコート紙は、紙表面をコート剤でコーティングしてありますが、コート紙よりもしっとりとして光沢感をおさえてあります。写真や色の再現性に優れているので、カラー印刷や写真の多い印刷物に使われます。
おすすめの紙の厚さ:110k、135k
-
本文の用紙
<上質紙>
上質紙は、表面がコーティングされておらず、表面はコート紙に比べると平滑性は劣ります。ただし、パルプ100%なのでコート紙よりも紙のコシ・強度・不透明度が優れています。ノートやコピー用紙など、最も一般的に使われている紙です。
おすすめの紙の厚さ:70k、90k
<コート紙>
コート紙は、紙表面をコート剤でコーティングし、普通紙よりも滑らかさと光沢感を高めた紙です。写真や色の再現性に優れているので、カラー印刷や写真の多い印刷物に使われます。
おすすめの紙の厚さ:73k、90k
<マットコート紙>
マットコート紙は、紙表面をコート剤でコーティングしてありますが、コート紙よりもしっとりとして光沢感をおさえてあります。写真や色の再現性に優れているので、カラー印刷や写真の多い印刷物に使われます。
おすすめの紙の厚さ:73k、90k