意外と便利!冊子と電子ブックの併用

意外と便利!冊子と電子ブックの併用

紙の冊子を作成すると同時に、電子ブックも併せて作成しておくと意外と便利です。本稿では、電子ブックの特徴やPDFとの違いを挙げて冊子と電子ブックの併用をおすすめします。

 

電子ブックとPDFの違い

1.閲覧方法の違い

PDFを閲覧するためには、PDFリーダーという閲覧用のアプリケーションをインストールする必要があります。

電子ブックの場合は、普通のホームページと同様にWebブラウザでURLを入力、もしくはリンクをクリックすることで簡単に閲覧することができます。

 

2.ページの移動(めくり)方法の違い

PDFのページは、通常タテに一列または見開きで表示されます。このため、閲覧するにはページをスクロールする必要がありますので、ページが多い冊子の場合は不便です。

電子ブックは、画面いっぱいにページが表示され、紙の本と同じようにページをめくりながら読むことができます。

 

3.表示スピードの違い

PDFは、全体をダウンロードしてから表示します。このため、ページが多い冊子の場合は表示するまでに時間がかかります。

電子ブックは、全部をダウンロードせずに最初のページから表示しますので、表示スピードが速くなります。ただし、ファイルを格納しているサーバーによって表示時間には差が出てきます。

*弊社の無料サービスでご提供した電子ブックは、一般的にURLで閲覧いただくほうが早く表示されます。

 

4.電子ブックのその他の機能

電子ブックはそのほかに次のような機能があります。

  1. 目次に本文へのリンクを貼る
  2. 動画や音声などのコンテンツをページ内に配置する。
  3. 拡大や縮小などの付帯機能。
  4. アクセスログをとる。
  5. ペンツールで書き込んだり、マークアップしたり、またそれを消したりする。

*これらの機能は、弊社の無料サービスには付加されておりません。

 

意外と便利!紙の冊子と電子ブックの併用

「電子ブック」は、パソコンやタブレット端末、スマートフォンで、ホームページと同じように閲覧します。表示されたページは冊子のようにめくりながら読むことができます。

このため、手元に冊子がない状態でもインターネット環境があればURLをメールで送るだけで閲覧できます。

例えば、イベントの会場と自宅のどちらかに冊子がある場合、出先から冊子を閲覧したい場合、オンライン参加の方に冊子の閲覧をしてもらう場合など、併用することで便利な使い方が可能となるでしょう。

 

電子書籍と電子ブックとの違い

電子書籍は、文字主体の冊子に使われるリフロー型と呼ばれる形態の場合には、デバイス端末の違い(パソコン・タブレット・スマートフォン)によってページの文字組み表示が変化します。電子ブックは、PDFと同様に1ページをそのままの体裁で表示しますので、スマートフォンなど閲覧デバイスによっては拡大したりスクロールしたりする必要があります。

 

*「冊子印刷オンラインショップ」では、冊子をご注文いただいた方には無料で電子ブックをお付けしております。

*(参考):ショップからのお知らせ「無料の電子ブックをお試しください」も併せてご覧ください。