無料の電子ブックをお試しください

1. 紙の冊子との併用で、無料の電子ブックをお試しください

冊子印刷オンラインショップでご注文いただいたお客様で、ご希望されるお客様には無料で差し上げている「電子ブック」についてお話しします。

「電子ブック」は、パソコンやタブレット、スマートフォンなどの端末で、紙の印刷物のようにページをめくるような使用感で読むことのできる電子冊子です。

印刷物と違う点は、目次に本文へのリンクを貼ったり、動画や音声などのコンテンツを配置したり、拡大や縮小などの付帯機能のほかに、ログデータの取得機能もあります(オプション機能)。

Webブラウザで閲覧しますので専用アプリは必要がなく、インターネット環境さえあればパソコンなどの通常のデバイスを使用して閲覧することができます。

また、ペンツールで書き込んだり、マークアップしたり、またそれを消したりすることもできます(オプション機能)。

弊社では特別サービスとして、ご注文いただいた冊子については「電子ブック」に変換して差し上げています(オプション機能はありません)。次の2種類の方法がお選びいただけます(①の方法をお勧めします)。オプション機能が必要な場合は、有料で承ります。

①弊社のサーバーにデータを保管して、そのURLにアクセスすることで閲覧する(無料期間:6か月)。

②電子ブックファイルをご送付しますので、御社のサーバーにアップロードして閲覧していただく(アップロードはご自分でお願いします)。

 

2. 使用例

<会議資料>

紙の資料を会議に持ち込まなくても、配布されたURLにアクセスするだけでデジタル資料を読むことができます。紙と同じようにめくりながら読む、目次からリンク先のページを読む、メモを書き込む、などが同じデバイス上でできるため便利です。また会議で使われた資料を廃棄するのも手間がかかりません。

 

<学会資料>

学会の発表資料は膨大なページ数になることがよくあります。これを電子ブックとしてURLで配布することで大幅なコストと時間、資料持ち運びの労力を節約することができます。発表のぎりぎりまで資料の修正が可能ですし、プレゼン資料の一部としても使用できます。

 

<報告書>

紙の報告書のデジタルデータから電子ブックを作成するのは簡単です。大量の紙の冊子を保管するのは場所を必要とするということもありますし、探して取り出すのも大変です。デジタルの保管資料として管理すれば整理整頓が楽になります。

 

<マニュアル>

マニュアルもページが膨大になることが多く、頻繁に内容が変わることもあります。該当のページや項目を探し当てることが難しい場合もよくあります。検索機能付きの電子ブックにしておけば、必要に応じてタイムリーに内容を修正したり、必要な項目を探したり、サーバー内にまとめてのデータ管理も容易です。

 

<カタログ>

電子カタログとして持ち運びできるタブレット等で閲覧します。修正や差替えが容易なので常に最新のデータを掲載することができます。ショップや店舗、企業の営業ツールとしてよく使われています。

 

3. 「電子ブック」の作り方

「電子ブック」は、クラウドサーカスというメーカーが提供している「ActiBook(アクティブック)」というアプリケーションを使用して制作しています。

「電子ブック」は、デジタルブック、電子カタログ、e-book、広い意味での電子書籍などいろいろな呼び方をしますが、いくつかのメーカーがあり、インターフェースや機能に多少の違いがあります。

弊社の「電子ブック」はPDFデータから作成します。ページの連続したPDFの場合、順にスクロールしてページを閲覧する必要がありますが、「電子ブック」の場合には、冊子と同じようにディスプレイ上でパラパラとめくりながら閲覧しますので、紙と同じような感覚で読むことができます。

弊社のホームページで見本が掲載してありますので、実際にご覧ください。

【電子ブック見本】

 

4. 「電子ブック」と「電子書籍」の違い

弊社では、PDFまたは印刷物から作成し、デバイス上で紙の本の感覚でペラペラめくりながら読むことのできる電子本のことを「電子ブック」と呼んでいます。Kindleや楽天koboなどのデバイス端末で閲覧できる、E-pubなどHTML系のプロトコルで記述された「電子書籍」とは区別しています。

「電子書籍」は、デバイス端末の違い(パソコン・タブレット・スマートフォン)によってページの表示のしかたが変わってきます。文字のサイズ、フォント、行間などを変えることができます。場合によっては縦書き、横書きも変更できます。多くの電子書籍はE-pubで記述されることが多くなってきていますが、中にはPDFや.books、mobiなど違う電子書籍フォーマットで作成されているものもあります。

例えば、kindleアプリ(iphoneまたはandroid)でe-pubを閲覧すると、縦書きが横書きに変換されてしまうもしくは表示されないケースがあります。端末によって縦書きが横書きに変換されてしまうと、文字の空きなど多少レイアウトが変になってきます。スマートフォンでの閲覧は、kindleアプリより「ブックス」、「google Playブックス」をお勧めします。ただし「google Playブックス」では若干のバグが見られますので、「ブックス」のほうがベターかも。使い方は、電子書籍データをダウンロード、もしくはメールに添付したものを「ブックス」に取り込みます。有料で購入する際にはお持ちのデバイス端末で表示できるかどうかを確かめたほうがいいでしょう。

amazonの販売サイトから購入してKindleで閲覧する場合には問題ありません。また、E-pub形式の電子書籍データをお持ちの場合には、PCで「kindle for PC」をダウンロードして、お手持ちのKindle端末にアップロードすればKindle端末で閲覧することができます。

電子書籍にはカタログやパンフレット・雑誌類など、画像が主体の「フィックス型」と、読み物として使われる文字が主体の「リフロー型」の2パターンありますが、弊社の「電子ブック」は、PDFを元データとしていますのでどちらの型でも対応が可能です。(ただし「電子書籍」とはデバイスの種類によるページの見え方に違いがあります)。

弊社の別部門「ハーベスト出版」では、電子書籍を出版しています。