出版書籍の制作うら話(「月山富田城尼子物語」)

出版書籍の制作うら話(『月山富田城尼子物語』増補改訂版)

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このスタッフブログ「出版書籍の制作うら話」では、「ハーベスト出版」の出版物にまつわるエピソードや裏話、書籍の内容、さらに流通や販売などについてもご紹介をしています。

 

今回ご紹介するのは、藤岡大拙(著)「『月山富田城尼子物語』増補改訂版(尼子ハンドブック)です。安来市観光協会が発行して、ハーベスト出版が販売しています。

本書は、山陰の名城と称される月山富田城遺構の解説、周辺の見どころなど、盛りだくさんの内容をコンパクトにまとめた一冊です。1996年12月に初版発行以来、改訂版を重ねていましたが、この度ページ数を増やし、大幅な増補改訂版として発行されました。

なんといっても、36ページの小冊子ながら、尼子に関する情報を網羅し充実した内容が特徴です。尼子一氏と毛利氏の相関図、系図や、月山富田城の地図と縄張り図、尼子十旗、そして巻末には尼子関連書誌としてさらに充実した参考書籍の一覧表が掲載されています。

著者の藤岡大拙氏をはじめ、安来市、安来観光協会、そして旧広瀬町および全国に広がる愛好家、研究者、これらの方々の熱烈な意思の結晶のような本書です。ページは少ないものの濃縮された一冊といえます。「尼子を大河ドラマに」「山中鹿介を大河ドラマに」の機運がいっそう盛り上がるよう応援しています。

本書は、オールカラー36ページ、A4版で中綴じ製本です。用紙は表紙および本紙にニューVマット76.5kgを使用しています。

第4表紙には日本図書コード(ISBNコード)、JANコードを記載しています。全国の書店、アマゾンなどのネット書店、弊社の書籍販売サイト(ベイス)でも販売しています。全国の書店での販売分には「売上カード(売上スリップ)」を挿入しています。