「失敗しない冊子印刷物のネット発注」(初めて編)その1

その1:どんな冊子を作りたいか

このブログでは、冊子の印刷物をまだネットで注文したことのない方、印刷用のデータをこれまで作ったことのない方、失敗しない冊子印刷物のネット発注についてお話しします。

冊子を作るために、最低限決めていただくことは次の3つです。

① 製本の方式

② 冊子のサイズ

③ 印刷部数

 

① 製本の方式

よく使われる製本方法には2つの種類があります。「無線綴じ製本」「中綴じ製本」です。

  • 「無線綴じ製本」は、本の背中に糊を付けて表紙を巻いたものです。一般的な書籍や教科書などにはこの製本が多く使われます。表紙は柔らかいソフトカバーになっています。
  • 「中綴じ製本」は、真ん中のページがホッチキスで綴じてあります。この製本はパンフレットや広報誌などのページ数があまり多くない冊子、ページを開くと内側のノド部分まで開くことができるのが特徴です。

 

無線綴じ製本

中綴じ製本

② 冊子のサイズ

よく使われる冊子のサイズを図で比較しました。(下図)

A4判は、タテ29.7センチ、ヨコ21センチです。雑誌や報告書などでよく使われます。この半分のサイズがA5判になります。書籍やノートなどに使われます。その中間がB5判になります。このほかに、書店に並んでいる書籍では、文庫判、新書判、四六判などが多いですね。

 

よく使われる冊子のサイズ

A4冊子見本(パンフレット)

A5冊子見本(詩集)

B5冊子見本(手帳)

③ 印刷部数

印刷物は多く作るほど料金の総額は高くなりますが、一部当たりの単価は安くなります。

印刷の方式は、オフセット印刷かオンデマンド印刷かを選ぶ必要がありますが、弊社では部数と内容によっておすすめの方式をご提案いたします。

 

④ 「お手軽見積相談」でご相談とお見積り

「製本方法」、「冊子のサイズ」、「印刷部数」、の3つを決めて、どんな冊子を作りたいかがイメージできましたら、サイトのトップページ(リンク)から「お手軽見積相談」のボタンを押していただいて、「ご相談内容」(必須)「お客様情報」(必須)、その他はこれまでにわかっている範囲の内容を記入し、確認ボタンと送信ボタンを押していただければそれでOKです。

折り返しお返事を差し上げます。

なお、お見積りをするためには「ページ数」、「用紙の選定」、「原稿データの作成」について追加で伺わせていただきます。

ここまでは無料ですのでご安心ください。

サイトトップ「お手軽見積相談」ボタン

「お手軽見積相談」記入ページ

「失敗しない冊子印刷物のネット発注(初めて編)」(その1:どんな冊子を作りたいか)についてお話ししました。

このあと、(その2:「ご注文」から「データ入稿」、「校正」、「お支払い」までの実際)、(その3:データ原稿作成の実際)をお届けする予定です。